2月19日(水)「総合的な学習の時間」に、本校講堂で「選挙権」に関する出前授業を実施しました。
前半は、高岡法科大学教授(新潟大学名誉教授でもいらっしゃる)の石崎誠也先生に「選挙権」に特化したミニ講義を行っていただき、18歳で選挙権を得られるようになった経緯や、選挙権があることによる社会的なメリットなどについて、示唆に富むお話をしていただきました。
後半は、富山県選挙管理委員会の方から投票についての説明があった後、架空の「鳩山県」の県知事選を模して選挙を行いました。立候補した4名(生徒2名、教員2名)による熱のこもった立会演説が行われ、生徒たちは熱心に、また楽しみながら聞き入っていました。その後、魚津市の選挙管理委員会が準備してくださった本物の「投票机」「投票箱」、本物仕様の「投票用紙」を使用して、生徒たちは思い思いの候補者に投票していました。
開票は、富山県選挙管理委員会、魚津市選挙管理委員会、教員によって行われ、その結果が学年のホワイトボードに即日貼り出されました。
「選挙」の雰囲気を体験した生徒たちは、「日常生活ではなかなか学べない選挙権について学べたし、模擬選挙も体験できてよかった。」「18歳になったら選挙に行こうと思います。」「選挙権を持つという自覚を持つことができた。」「候補者の立会演説が面白かった。」などと感想を述べていました。
今回の出前授業を実施するに当たり、富山県選挙管理委員会の方々に、企画の段階から会場準備まで、たいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。