12月26日(木)、2学年の総合探究活動の一環として、「異文化交流会」を開催しました。この交流会は、「国際交流」を探究テーマに掲げる生徒グループが企画したもので、海外交流を通じて異文化理解を深めるとともに、地元と世界の多様な文化に触れる機会を提供することを目的としています。参加者同士が郷土料理を作りながら対話を楽しみ、それぞれの国や地域の文化を紹介し合う、親しみやすい交流の場となりました。
当日は、4名の国際交流員と5名のALTの方々にご参加いただき、多様な食文化や習慣についての意見交換を行いました。一緒に調理したのは、イギリスの伝統的なお菓子「クランブル」と、日本でおなじみの「みたらし団子」。生徒たちは参加者と共に調理と試食を楽しみながら、終始和やかな雰囲気の中で貴重な時間を過ごすことができました。
この日のために、生徒たちはお菓子の試作を何度も重ね、魚津産りんごの魅力を伝える紹介資料や当日のプログラムを作成するなど、事前準備に一生懸命取り組んできました。イベント終了後、代表生徒は「初めての企画で実現するまでに多くの困難がありましたが、参加者全員が楽しんでくれて、日本や魚津の魅力、そして他国の文化について語り合うことができ、本当に良かったです」と涙ながらに語りました。
このような活動を通じて、生徒たちが主体性を持ち、大きく成長していく姿を見ることができました。今後も総合探究活動を通じて、生徒たちが地域や世界に目を向け、自分たちの可能性を広げていけるよう、取り組みを進めてまいります。