探究活動の一環として、校内でドリンク販売を行ったグループの活動報告です。
彼らは「校内市場」を舞台に、事前にアンケートで得た生徒のニーズをもとに商品をそろえ、さらに校内放送や呼びかけをしました。その結果、当日は80名近くの生徒が集まり、教室は活気ある空間に。ドリンク販売を通じて、まさにマーケティングの実地実験が展開されました。
今回の販売実績は、合計で90カップとなりました。事前アンケートで「人気が出る」と予想していた商品は早く売り切れ、仮説が裏付けられる結果となりました。一方で、想定より売れ行きが伸びなかった商品もあったり、長い行列ができて待ち時間が長くなったり、改善の余地も明らかになりました。
この活動は単なる販売にとどまらず、「予測と実績を比較し、利益や売れ筋を分析する」という探究プロセスを実践した点に大きな意味があります。今後は、今回のデータをさらに客観的に分析し、当初立てた仮説との比較・検証を重ねる予定です。
まずは行動に移し、挑戦を形にした生徒たちの実行力は大きな成果でした。今回の経験を糧に、次なる探究活動へと発展していくことを期待しています。
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